シッゲのおうちはどこ?

シッゲのおうちはどこ?

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この絵本は、セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデンの児童福祉司と絵本作家のスティーナ・ヴィルセンによってつくられました。日本は子どもの権利条約に批准して2024年で30年になりましたが、子どもの権利がじゅうぶんに守られているとは決していえないのが現状です。少年シッゲの物語を知ることは、同じような環境にいる子どもをはげますだけではなく、大人や恵まれた環境にいる子どもたちにとっても大切です。この本が多くの人たちに届き、子どもの権利について考えるきっかけになりますように。

くわしくはこちらから。

作:スティーナ・ヴィルセン、セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデン 
訳:きただいえりこ
協力:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

本体:1700円+税/60頁/A5変判上製
ISBN978-4-86412-427-0 C8797 

作/スティーナ・ヴィルセン
スウェーデン、ストックホルム在住。新聞や雑誌、切手などさまざまな媒体でイラストを描いており、絵本作家としても活躍。エルサ・ベスコフ賞など多数の賞を受賞している。絵本に「やんちゃっ子のえほん」シリーズ、『あたしおねえちゃんなの』(クレヨンハウス)、『シッカとマルガレータ 戦争の国からきたきょうだい』(子どもの未来社)などがある。

作/セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデン 
「セーブ・ザ・チルドレン」は、1919年にイギリスで創設された子ども支援を目的とした民間・非営利の国際組織。2024年現在、スウェーデンや日本をふくむ30か国に独立した組織をもち、連携しながら約120か国で活動している。スウェーデンは世界でで最初に子どもへの体罰を法律で禁止した国として知られており、セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデンも子ども支援のための活動を積極的に展開している。

訳/きただい えりこ
埼玉県生まれ。早稲田第一文学部卒業後、スウェーデンに留学。児童文学を学ぶ。小学校の図書館で働きながら、児童書を翻訳している。主な翻訳に『ラミッツの旅 ロマの難民少年のものがたり』『わたしも水着をきてみたい』(さ・え・ら書房)、『うっかりおじさん』(朔北社)、『ラビットホッピング! うさぎがぼくのパートナ⁉』 (理論社)、『シッカとマルガレータ 戦争の国からきたきょうだい』(子どもの未来社)などがある。