内容:人と人とのつながりなど私たちがいま失っていること、大事にすべきことを照らし出す。社会の第一線で活躍する10人それぞれの生き方や信念から、この社会を自分らしく生き抜くための勇気と元気が湧き上がるインタビュー集。 私たちはいま何を大切にし、どう社会と向き合いながら生きていけばよいのか。そして、子どもや若者に何を伝えたらよいのか。 本書は、この重苦しい時代に、カウンターを懸命に、そして陽気に生きている10人――、コメディアン、作家、映画監督、ジャーナリスト、研究者、社会活動家らのインタビューを収録。ホームレス支援、沖縄基地問題やヘイトスピーチ、日本社会の構造や教育をめぐる問題など多岐にわたる分野から、平和や憲法の大切さ、人と人とのつながりなど私たちがいま失っていること、大事にすべきことを照らし出す。社会の第一線で活躍する10人それぞれの生き方や信念から、この社会を自分らしく生き抜くための勇気と元気が湧き上がる1冊。 本体価格:1,800円+税/256頁/四六判 インタビューイ:松元ヒロ、清水真砂子、奥田知志、落合恵子、辛 淑玉、塚本晋也、三上智恵、安田菜津紀、小熊英二、高橋源一郎 聞き手:菅間正道(自由の森学園高校・教頭) ISBN 9784864121736 目次:松元ヒロさん 怒りを笑いへ 笑いをメッセージへ ――芸人人生で出会った人たち、言葉たち 清水真砂子さん この世界は生きるに値する ――ことば・平和・子育てをめぐって 奥田知志さん 本気で “助けて”って言ったこと、ありますか? ――助け/助けられることこそ教育 落合恵子さん それぞれが「わたし」を生きることを、互いに支え合う ――誰もが深呼吸できる社会を 辛 淑玉さん バカヤロー! と言える子ども、闘える子どもを育てよ! ――自己としごとの奪還を通じて社会の奪還を 塚本晋也さん 戦場を経験した人の声を聴く、繋ぐ ――映画『野火』と戦争体験 三上智恵さん 弱者の目線に立って権力を監視する…それがジャーナリズム ――沖縄戦を原点に世界を読み解く 安田菜津紀さん 害(そこな)われし人々と世界に寄り添う ――職業としてのフォトジャーナリスト 小熊英二さん 「おまかせの国づくり」から「自前の社会づくり」へ ――危機と岐路にある日本社会 高橋源一郎さん 教育とか文化って “叔父さん”なんです ――子育て、文学に「正解」はない(?) ためし読み ※正誤表※ 108ページ下段 辛 淑玉さんのインタビューの日付に誤りがございました。 誤 2015年5月2日 インタビュー 正 2014年12月14日 インタビュー 174ページ1行目、2行目 誤 BIGIN 正 BEGIN |