アメリカのイスラームは、その起源を植民地時代にまで遡るが、長年、「アメリカ的でない」宗教・文化であることを理由に、多くを語られてこなかった。しかし、9・11がひとつのきっかけになって、昨今、われわれ地球市民は、アメリカのなかのイスラームと真剣に向き合う必要に迫られている。本書は、こうした状況を踏まえて、アメリカの、いわば「内なる他者」であるイスラームを、アメリカ史のなかに位置づける試みである。9・11以後実施された、アメリカ史上初の本格的な「アメリカのムスリム世論調査」をもとに、現代アメリカの平均的なイスラーム像もあきらかにする。
本体価格:840円+税/224頁/新書、並製
著者:大類久恵(著)
目次:第1章 現代アメリカにおけるイスラーム
第2章 アメリカにもたらされたイスラーム
第3章 イスラームに改宗したアメリカ人
第4章 マルコムXとイスラーム
第5章 黒人ムスリムからスンナ派ムスリムへ
大類久恵(著):
本体価格:840円+税/224頁/新書、並製
著者:大類久恵(著)
目次:第1章 現代アメリカにおけるイスラーム
第2章 アメリカにもたらされたイスラーム
第3章 イスラームに改宗したアメリカ人
第4章 マルコムXとイスラーム
第5章 黒人ムスリムからスンナ派ムスリムへ
大類久恵(著):