手塚マンガの共生する社会

手塚マンガの共生する社会

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内容:手塚治虫作品の中から、障がい、人権の尊重、環境と文明、言論表現の自由、教育の多様性、差別や偏見を描いた7作品をとりあげました。作品に添えられたエッセイと併せて読んで、共生社会や多様性について考えるきっかけに。
本体価格:1,500円+税/240頁/判型:A5・並製
著者名:手塚治虫:マンガ 野上暁:解題
目次:
「アトム今昔物語 アトム 小学校へ行く」 
エッセイ「『アトム小学校へ行く』に見える権力のふるまい」田中優子 
「ブラック・ジャック なんという舌」
エッセイ「分ける世界から、認め合える世界へ」伊是名夏子 
「ジョーを訪ねた男」
エッセイ「半世紀かけ、より複雑で巧妙になった差別」雨宮処凛
「やまなし」 
エッセイ「『やまなし』の『いいにおい』を守る」中島京子
「三つ目がとおる ナゾの浮遊物」
エッセイ「蝶の匂いがわかるか」 
「さらばアーリイ」 
エッセイ「現代文明の闇に差す狩猟民の光」山極壽一 
「低俗天使」 
エッセイ「低級で下品なもののなかにある大きな可能性」吉岡 忍 
「奇動館」 
エッセイ「真の学問とは何か?」前川喜平 
解題 野上 暁
著者略歴:
手塚治虫:マンガ&エッセイ・1928年11月3日生まれ。戦争体験から生命の尊さを深く知り医学の道を志すが、漫画家。アニメーション作家を生涯の仕事に選んだ。漫画を魅力的な芸術にし、長編アニメシリーズ「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」などで日本中の子どもをとりこにした。1989年2月9日、60年の生涯を閉じる。
野上暁:解題・子ども文化評論家、日本ペンクラブ常務理事