一葉を語り彩る 雪の日 わかれ道

一葉を語り彩る 雪の日 わかれ道

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一葉を語り彩る

雪の日 わかれ道

内容:樋口一葉の「雪の日」は、表現の多様性が特徴で「美文調」「叙述体」「会話体」の三種類の文体が混在します。一方「わかれ道」は、人物の対話でストーリーが展開します。本書はそれぞれの音声表現について詳しく解説します。

目次: 
はじめに
第1章 雪の日
・原文/現代語訳
・語りのポイント
第2章 わかれ道
・原文/現代語訳
・語りのポイント
〈コラム〉
〈付録“イントネーション”と“アクセント”〉

本体価格:1,800円+税/256頁/A5判/並製

著者名:坂井 清成

著者略歴:1935年、神戸市に生まれる。演劇活動のかたわら、俳優、アナウンサー等への音声教育に従事。1961年に音声表現学苑を創設。朗読(語り)・アクセント・せりふを三本柱とする教育に携わっている。行政や自主グループの要請による出張指導や講演を行うほか、他の集団の発表会・公演の指導・演出も手掛ける。学苑付属「朗読集団 ひびき」公演の構成・演出を担当するかたわら、付属のスタジオ「スペィス ひびき」で毎月朗読会を催し指導・出演している。主な著書に、『朗読入門(正・続)』『もの読む術』『共通語アクセント読本(上・下)』(いずれも三恵出版)、『表現する ときめきとよろこびを〜「朗読」から「語り」へ〜』『鏡花を語り彩る〜蓑谷・紫陽花〜』(いずれも子どもの未来社)がある。