コルチャックと「子どもの権利」の源流

コルチャックと「子どもの権利」の源流

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「子どもの権利条約」30周年記念出版

内容:子どもの権利条約の基礎をつくったといわれるコルチャックを中心に、同時代に子どもの権利前進に貢献した人々をとりあげ、子どもの権利の草創期を探求する。コルチャック「子どもの尊重される権利」全訳を資料に掲載。
本体価格:2,000円/272頁/判型:A5 並
著者名:塚本智宏 著
目次:第Ⅰ部 コルチャックとはだれか
第1章コルチャックの生涯と業績
第2章「最後の行進」伝説の虚像と実像
第Ⅱ部国際的な子どもの権利史の幕開け
第1章1924 年ジュネーブ宣言の成立と子どもの権利
―E. ジェブと子どもの権利宣言
第 2 章ロシア革命とヴェンツェリの子どもの権利宣言
第Ⅲ部コルチャックの子どもの権利思想と実践
第1章“子ども=すでに人間”思想の誕生と発展
第2章子どもの権利思想と実践―探究のプロセス
第3章コルチャックと現代―コルチャックを読む
年譜コルチャックの作品と生涯
資料コルチャック『子どもの尊重される権利』(1929 年) 文献リスト
著者略歴:
塚本智宏:1955 年生。北海道大学大学院教育学研究科博士
課程修了   教育学博士。稚内北星学園大学・名寄市立大学を経て、東海大学札幌キャンパス教授。専攻は、ロシア・ポーランド教育史・子ども史研究。近代教育史研究が出発点であるが、近年は近現代の子ども権利史に関心をもっている。
著書に『コルチャック 子どもの権利の尊重』子どもの未来社、2004 年、『子どもにではなく子どもと
─コルチャック先生の子育て・教育メッセージ─』かりん舎、2018 年がある。