授業の構造とヴィゴツキー理論

授業の構造とヴィゴツキー理論

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ロンドン大学でヴィゴツキー理論を修めた研究者の著者が、新学習指導要領を超えて子どもたちと学びあった「国語の授業」を伝える。

―授業は、教師と子どもとの精神的相互交流によって実現される―
新学習指導要領は、子どもの学習の形骸化=人工知能的情報操作能力への変質と強調(=従順)する態度が「できるようになる」ことをねらうものその指導法(授業モデル)は教える場面=「知識習得」と子どもが対話・活動する場面=「思考・判断・表現」を分離切断するもの

麻実 ゆう子・著

本体価格:2,800円+税/392頁/A5判・並製

発行日:2017年8月21日

第一章 文科省新学習指導要領(2017年度交付)に明記された学習指導法の危険な本質
第二章 国語科の授業実践例の考察を通して授業展開の構造を考察する
第三章 授業論の基礎となるヴィゴツキー理論
巻末には、資料と授業実践報告集を収録

麻実 ゆう子:奈良女子大学文学部卒業。小学校教師を経て、ロンドン大学(Institute of Education)にてPhD(博士号)取得。現在は、現職の先生方と埼玉県内の研究会で研究、及び執筆活動。