小学校5年生の大研究

小学校5年生の大研究

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五年生の時期の最大の特徴は、三年生からはじまる徒党時代、ギャング・エイジの最後の段階といえます。ですから、友だち関係がいっそう緊密になり、組織的なまとまりを強う求めるようになります。友だちとの結びつきも、お互いの尊敬や共鳴などがきっかけとなる傾向が強くなります。さらに、「われわれ意識」も強くなり、ほかのグループやクラスとの対抗意識が高まってきます。(中略)  なによりも大切なことは、自治的で活気のある学級づくりをすることです。子どもの願いや要求に根ざした活動目標を立て、子どものエネルギーを十分発揮させ、満足感と充実感のある学級生活をつくることが必要でしょう。(佐々木勝男)

本体価格:1800円+税/224頁/A5、並製

著者:子どもの未来社編集部 編

目次:子どもたちのエネルギーを引きだそう! 土田明人・二宮小夜子 「女子グループ化問題」──感情的にではなく話し合いで解決しよう 佐々木勝男 認識を高める授業づくり 生源寺孝浩 「総合的な学習の時間」と学級づくり 加藤辰雄 保健室日記 子どもは学校を変える原動力 松尾裕子 【実践】久保 齋・藤田伸一・岩村繁夫・岸田蘭子・加藤裕康・菊池準子・敷地 博 「りりしい授業」が子どもを伸ばす/一人ひとりのちがいが読みを深める/算数への自信をつける最後のチャンス/食生活を見つめ直す「フルコース」の学習/社会科にゲーム感覚の「討論」を取り入れて/からだの学習で自分を好きになる!/「つまんない」といわせない学級活動に