コルチャック 子どもの権利の尊重
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コルチャック 子どもの権利の尊重

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本書は、ヤヌシュ・コルチャック(本名ヘンルィク・ゴールドシュミット1878?1942)の子どもの権利に関する思想の紹介を試みるものである。筆者は彼の生涯並びに思想と子どもの権利条約との関係を明らかにしたいと考え、彼の第二次世界大戦でのシンボリックな死と条約成立の歴史の関係を跡付ける作業から始め、また、彼の子どもの権利思想を端的に表現するものと考えて1929年の「子どもの権利の尊重」を翻訳し、検討の対象に捉えた。(以下略)

本体価格:1800円+税/180頁/A5、上製

著者:塚本智宏 著

目次:第1章 子どもの権利条約とポーランド・コルチャック 第2章 コルチャック 子どもの権利の探求 第3章 コルチャックと現代-コルチャックのメッセージ 資料 ●1818?20年「子どもをいかに愛するか」より抜粋 ●年譜 コルチャックの作品と生涯 ●コルチャック研究資料について

塚本智宏:1955年北海道生まれ。86年北海道大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。現在稚内北星学園教授。専門 ロシア・ポーランド教育史、子ども史専攻 ロシア教育制度などが出発点となる。最近はコルチャックに魅了され、コルチャック研究に重点をおいて研究発表や講演会を行っている。主な論文著作・翻訳=ロシア革命とヴェンツェリ「子どもの権利宣言」(1991)コルチャック「子どもの権利の尊重」(1993)ヤヌシュ・コルチャック「子どもの権利の探求」(2002)「ヤヌシュ・コルチャックの子どもの権利思想」(2002)