版画絵本 宮沢賢治 『オツベルと象』

版画絵本 宮沢賢治 『オツベルと象』

1,760(税込)

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「注文の多い料理店」に続く版画絵本シリーズ第3弾。ずるがしこくてよくばりなオツベルと力持ちで気の良い白い象のお話し。お金儲けばかりを考えるずるがしこいオツベルと、気の良い世間知らずの白い象の物語は、動物と人間、使う側と働く者との関係を考えさせられます。版画だからこそ描きだせる賢治の世界へようこそ。

本体価格:1600円+税/32頁/A4横・上製

著者:宮沢賢治(文)  佐藤国男(画)

宮沢賢治(文):1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

佐藤国男(画):1952年北海道せたな町生まれ。北桧山高校を卒業後、東洋大学の仏教学科で学ぶ。大工をしながら宮沢賢治を題材とした版画を作り続けてきたが、1997年大工を廃業し版画家として独立。著作に『銀河鉄道の夜』(北海道新聞社)、『新版 注文の多い料理店』(大日本図書)『しでんとたまご』『もりのさんぽうた』(福音館)、『したてやのプルブンばあさん』(文渓堂)『セロ弾きのゴーシュ』(さんこう社)などがある。山猫博士を名乗り、北海道新聞に辛口ながら、エッセイと版画「山猫博士のひとりごと」を好評連載。

 

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