関西弁で愉しむ漢詩
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関西弁で愉しむ漢詩

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内容李白・陶淵明・白居易……あの詩人たちが関西人だったらこんなに楽しい! たとえば、陶淵明の「帰去来辞」は、「さぁ 帰ろか?/イナカの田畑は荒れ放題や/これは帰らなアカンやろ/心が自由ちゃう世界で/何をウダウダせなアカンねん……」、韋応物の「幽居」は「社長も平社員も身分はちゃうけど/家を一歩出たら仕事に追われてる……」という具合になる。現代風に、左遷をリストラ、馬車を自動車と読みかえるなどの工夫もあり、とっつきにくい漢詩が、身近な世界として楽しめる。収録された54編の漢詩には、関西弁訳のほか、読み下し文と解説もつけた。

本体価格:820円+税/240頁/新書、並製

著者:桃白歩実 著

目次:第1章 幸も不幸もタイミングやて
第2章 故郷のこと思い出すねん
第3章 お酒止めたら楽しいことあれへん
第4章 仕事辞めるんも悪ないで
第5章 こんな風景を憶えておいてや
第6章 アンタのせいで息も出来へん
第7章 迷子みたいに心細いねん
第8章 人生ナンボのもんじゃ
第9章 今日でお別れやねんな
第10章 今を生きような

桃白歩実 著: