住まいと家具の文化

住まいと家具の文化

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内容気候・風土によって衣食住の文化は育まれる。日本人はどのような暮らしをしてきたのか? 異国の文化をどう受け入れ、日本の伝統をつくりだしてきたのか?──インテリア・デザインの一線で活躍し、家具の研究を続けていた著者たちが、「食べる」「憩う」「もてなす」「ねむる」「よそおう」「身を清める」「読み書き」の六つの生活行動を、歴史を踏まえつつ分析し、居心地のよい暮らし方・生き方の表現としての住まい方、そして、スケルトン・インフィルやグループホームなど、これからの時代に求められる新しいヒトと住まいとの関係を提案する。

本体価格:780円+税/176頁/新書、並製

著者:中村圭介 著

目次:第1章 住まいの伝統……気候・風土と暮らし/住空間の性格/床座と椅子座/「受想行識」の世界 / 明治以降の住まいの改革
第2章 生活行動と住まい……食べる/憩う/もてなす/ねむる/5 よそおう/身を清める/読み書き
第3章 暮らしよい住まいを求めて……現代の住宅環境 /部屋と家具の関係/室内の整理/これからの住まいの課題

中村圭介 著: