版画絵本 宮沢賢治 『よだかの星』

版画絵本 宮沢賢治 『よだかの星』

1,728(税込)

数量

素朴で芯の強い賢治の表現者、佐藤国男が刻む力強くあたたかい宮沢賢治童話絵本。美しい木目を生かした版画だからこそ描き出せる、生命の躍動と自然の息吹。木々や草花、動物たちが、子どもたちに自然や愛のすばらしさをやさしく伝えます。小学校、中学校の教科書にも取り上げられる『セロ弾きのゴーシュ』『よだかの星』『雪渡り』の3作品を新しい判型でお届けします。生誕120年記念企画。

本体価格:1600円+税/32頁/A4変型・上製

著者:文 宮沢賢治/画 佐藤国男

宮沢賢治:1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

佐藤国男:1952年北海道せたな町生まれ。北桧山高校を卒業後、東洋大学の仏教学科で学ぶ。大工をしながら宮沢賢治を題材とした版画を作り続けてきたが、1997年大工を廃業し版画家として独立。著作に『銀河鉄道の夜』(北海道新聞社)、『新版 注文の多い料理店』(大日本図書)『しでんとたまご』『もりのさんぽうた』(福音館)、『したてやのプルブンばあさん』(文渓堂)『セロ弾きのゴーシュ』(さんこう社)などがある。山猫博士を名乗り、北海道新聞に辛口ながら、エッセイと版画「山猫博士のひとりごと」を好評連載。