おはなし ぎょうじのえほん 夏

おはなし ぎょうじのえほん 夏

1,980(税込)

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「父の日はだれがつくったの?」「おぼんはどうしてはじまったの?」、むかしばなしやゆらいばなしの読み聞かせを通して、七夕やお盆など、夏の行事(ぎょうじ)のあれこれをわかりやすく教える絵本です。

●各月の「おはなしげきじょう」「ゆらいばなし」は、読み聞かせにつかえます。
●「ゆらいばなし」で、行事の由来がわかります。
●各月の「おたのしみ」に、行事の楽しみ方、子どもに伝えたい折り紙や料理をえらびました。
【先生方、保護者のみなさんへ】この本は、年中行事をお子さんと楽しめるようにと考えてつくりました。行事が近づいてきたら、お話を読み、行事のゆらいを話してください。子どもたちは、行事がまちどおしくなるでしょう。行事の日には、折り紙をおったり、料理をつくったりと、お子さんといっしょに楽しんでください。行事は自然の移り変わりを感じ、古くから伝わる知恵や暮らし方を知る機会になります。ぜひ一年をとおして、お子さんと行事を楽しんでください。また、日本の行事は旧暦とかかわりが深いので、巻頭に、旧暦と新暦、五節句、雑節について載せました。あわせてごらんください。

本体価格:1800円+税/32頁/A4判・上製

著者:文:堀切リエ 絵:石井勉。河野あさ子。松田シヅコ。村田エミコ

目次:6月のおはなしげきじょう「ふるやのもり」
6月のゆらいばなし「父の日はだれがつくったの? 夏至のよるにはキャンドルナイト」
6月のおたのしみ「てるてるぼうずをつくろう、キャンドルをつくろう ほか」
7月のおはなしげきじょう「天人にょうぼう」
7月のゆらいばなし「おりひめとひこぼし」
7月のおたのしみ「たなばたかざりをつくろう、たなばたソーメンをつくろう ほか」
8月のおはなしげきじょう「じごくへいった三人」
8月のゆらいばなし「お盆のはじまり」
8月のおたのしみ「スイカおばけをつくってみよう、スイカのデザートをつくろう ほか」

堀切リエ:一九五九年生まれ。作家、編集者、日本ペンクラブ「子どもの本」委員。著書に『蛇神の杯』(長崎出版)、絵本『カリーナのりんご』『イラクから日本のおともだちへ』(子どもの未来社)、『古今東西 あこがれのお姫様物語』『星と神話』『ほんとうにあったお話1~6年生』(講談社、共著)、『子どもに読んであげたい365日のおはなし』(成美堂、共著)。脚本を手がけた幼児向け芝居「あのねのねのね」(アート企画陽だまり)が全国を巡演中。

石井勉:一九六二年千葉県に生まれる。絵本、挿絵に取り組む。主な作品に『なつのかいじゅう』『つきよのゆめ』(ポプラ社)、『おひさまえんのさくらのき』(あかね書房)、『わたしのゆきちゃん』(童心社)、『はるまでもうすこし』(ひさかたチャイルド)、『妖怪の日本地図全6巻』(大月書店)、『あおいかさ』教育画劇、『ドングリ小屋』(佼成出版社)、『ふたごのどんぐり』文研出版、『けいとのたまご』(小峰書店)などがある。

河野あさ子:岩手県生まれ。画家、デザイナー、日本児童出版美術家連盟会員。早稲田大学卒業後、大塚デザインスクールに学ぶ。デザイナーの仕事とともに、講談社、小学館などでイラストを描く。二〇〇三年、キッズエキスプレス絵本コンテスト大賞受賞。主な著書に『星の友だち』(主婦の友ダイレクト版)、『ねずみのクルン』(オランジェリー)、『ポストくんどこへいくの』(あるまじろ書房)、『おなかもよじれるおもしろばなし』(子どもの未来社)など。

松田シヅコ:一九五七年生まれ。ブックデザイナー、イラストレーター。東京都日野市在住。しいらデザイン室で本や雑誌のデザインをしたり、イラストを描いている。さし絵に『蛇神の杯』(長崎出版)、『リューヤと魔法の本 ③』(さんこう社)、『いたずら妖怪サッシ』(子どもの未来社)、『針と糸でつくる』(大月書店)、デザインに『妖怪の日本地図』全6巻(大月書店)、月刊誌「タイル」など。

村田エミコ:一九六九年東京生まれ。木版画家、絵本作家。絵本の作品に『そばやのまねきねこ』(岩崎書店)、『つぎ、とまります』(福音館書店)、『おふろおばけ』(大日本図書)、『やまのバス』『しょうてんがいはふしぎどおり』(佼成出版社)など。毎年、版画の作品展を開催している。