ウホウホあぶない ウホウホにげろ

ウホウホあぶない ウホウホにげろ

1,650(税込)

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おとなはだれもが、こどものいのちの見はりやく。弁護士・日隅一雄さんが、病の痛みで眠れない夜にのこした一篇の童話。そこには、命をかけて子どもたちを守ろうとした自身の姿と、人と社会への愛がたくさんつまっていた。

「いいね、こどもたちはまだ小さいから、ジュリせんせいにおきたことは かくしておくんだ」「そうだ。そとはあぶないことがいっぱいだ。ぐるっと、さくでかこって、こどもたちをまもろう」 しかし、こどもたちは柵から抜けだし、おとなたちは考えを改めます。「そうだ。ジュリせんせいのねがいをひきつごう。こどもたち、ひろい森に とびだしておゆき。ジュリせんせいのように、いつでも、どこでも、あぶないときは、しらせるから」(本文より) おとなは だれもが こどものいのちの 見はりやく。 弁護士・日隅一雄さんが、病の痛みで眠れない夜に一篇の童話を書きました。そこには、命をかけて子どもたちを守ろうとした自身の姿と、人と社会への愛がたくさんつまっていました。この絵本をとおして、私たちに託された思いをいっしょに考えて行きましょう。落合恵子(作家、クレヨンハウス主宰)さん、海渡雄一(弁護士)さん推薦!待望の絵本化!

本体価格:1,500円+税/32頁/B5判・上製

著者:一色 悦子・文 市居 みか・絵

一色 悦子:児童文学作家。著書に『さよならのかわりにきみに書く物語-田中正造の谷中村と耕太の双葉町』ほか多数。

市居 みか:絵本作家・イラストレーター。滋賀県信楽町在住。著書に『こぶたのブルトン』シリーズ(アリス館)、『とっておきの詩』(村上しいこ作・市居みか・絵、PHP研究所)で第56回青少年読書感想文全国コンクール課題図書など多数。