『ふるさとにかえりたい』 リミヨおばあちゃんとヒバクの島

『ふるさとにかえりたい』 リミヨおばあちゃんとヒバクの島

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水爆実験の愚かさと“ビバク”の危険性を訴える写真絵本

ビキニ環礁の水爆実験で被曝したリミヨおばあちゃんを主人公に、水爆実験の愚かさと“ヒバク”の危険性を訴える写真絵本です。 1954年、リミヨおばあちゃんの住む島のとなりで水爆ブラボーの実験がありました。 白い灰がふり、多くの人たちが病気になっていった。うまれる前に死んでしまうあかちゃんもいた。 たくさんのおかあさんが、泣いた。 あれから60年、海も空もきれいに見えるけど私たちは知っている、水爆ブラボーがまきちらした毒はまだ消えていません・・・・・(本文より)

本体価格:1500円+税/32頁/B5判・上製

著者:写真・島田興生 文・羽生田有紀

島田興生:フォトジャーナリスト。北海道出身。1974年から現在までビキニ水爆実験の後遺症の取材を続ける。1985年から91年まではマーシャル諸島マジュロ島で妻谷子と暮らす。著書に『写真集 ビキニ・マーシャル人被爆者の証言』(JPU出版)、『写真絵本 水爆の島 マーシャルの子どもたち』(福音館書店)などがある。

羽生田有紀:1964年広島市生まれ。広島大学文学部卒業。出版社勤務を経て、江戸時代から続く八王子の紺屋に通い、伝統技法に倣って藍の型染めを制作。型染めの文様 のテーマは「理工系」、古代文字など。ビキニふくしまプロジェクトに2012年発足より参加。日本各地での島田興生スライドトークにスタッフとして関わっている。協力: ビキニふくしまプロジェクト