『ぼく、いいものいっぱい』 日本語で学ぶ子どもたち

『ぼく、いいものいっぱい』 日本語で学ぶ子どもたち

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海外から来て短い間に日本語を修得し表現する日本語学級の子どもたちと、その姿をあたたかく見守る教師の日常を描く絵本です。 海外からやってきた子どもたちや日本で生まれ育った外国の子どもたちが学校や家庭で織りなす日常と、一人の教師の目に写ったこの子らの姿が独特の空間となって紹介される。子どもたちの綴る世界を共有する中で、あらためて異文化教育と国際理解教育のあり方を問う話題の絵本。

本体価格:1500円+税/32頁/A4変・上製

著者:善元幸夫・編著 丸山誠司・絵

善元幸夫:1950年埼玉県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業後、江戸川区立葛西小学校で中国・韓国からの残留孤児2世のための日本語学級に14年勤務する。1995年、「日韓合同授業研究会」を作り、日本・韓国・中国の国際交流研究会を開催。2003年には、東京都内の小学校の日本語学級に赴任。2009年、退職。著書に、『生命の出会い』(筑摩書房)、『いま、教師は何をすればいいのか』(小学館)など多数。

丸山誠司:1968年、岐阜県生まれ。愛知県育ち。大阪府立大学経済学部、MASA MODE ACADEMY OF ART卒業。TIS会員。おもな仕事は書籍装幀、雑誌、広告等のイラストレーション。絵本作品に『にんじゃサンタ』『おこさまランチランド』(ともにPHP研究所)、『ふじさんです』(教育画劇)、『こんなことがあっタワー』(えほんの杜)、『おしろとおくろ』(佼成出版社)など多数。