『いたずら妖怪サッシ』 ~密林の大冒険

『いたずら妖怪サッシ』 ~密林の大冒険

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赤い帽子をかぶった、一本足の魔物サッシ。いたずら好きで知恵もある、密林のことならなんでも知っている。そんなサッシと少年ペドリンニョが密林の冒険にのりだす。ブラジルで愛され親しまれた名作児童文学が日本で初翻訳。

ブラジルの子どもたちに愛された冒険物語が日本で初翻訳!! 赤い帽子をかぶった、一本足の魔物サッシ。いたずら好きで知恵もある、密林のことならなんでも知っている。そんなサッシをつかまえた少年ペドリンニョは、いっしょに密林の冒険にのりだす。恐ろしい猛獣たちや、狩人クルピラ、火の玉ボイタタ、オオカミ男、水の精イアラなどブラジルの妖怪たちがぞくぞくと登場するよ。ハラハラドキドキの密林の大冒険。さあ、きみもいっしょに出発しよう!

本体価格:1400円+税/160頁/A5判・上製

著者:モンテイロ・ロバート(作)  小坂允雄(訳)

目次:もうすぐ休み、黄色いキツツキ荘、いたずら妖怪サッシ、
バルナベおじいさん、サッシをつかまえる、サッシが見えた!、
サッシの生まれるところ、猛獣オンサ、大蛇スクリ、森で生きる知恵、
人間はおろかもの?、すてきな夕食、いのちってなに?、森の狩人クルピラ、
火の玉ポイタタ、牧場のネグリンニョ、密林の真夜中、オオカミ男、
頭のないロバ、フクロウからの知らせ、消えたナリジンニョ、
魔女クッカの洞くつ、クッカをしばりあげる、クッカとのとりひき、
水の精イアラ、クッカとの対決、魔法をとく

モンテイロ・ロバート:1882ー1948。農園主、作家、ジャーナリスト、実業家。民話、伝説にもとづく子ども向け作品を書いた、ブラジルの児童文学の創始者。生地のサンパウロ州タウバテにはロバート博物館があり、サンパウロには記念図書館がある。「サッシ」は多くの絵本やテレビアニメにもなり、ブラジルの子どもなら誰でも知っている人気キャラクター。

小坂允雄:アジア経済研究所、天理大学に勤務し、ラテンアメリカ調査・研究に従事する。その間ブラジル、アルゼンチンに滞在。ブラジルの児童文学の有名作品を日本の子どもに紹介しようと本書を翻訳した。