子育てのリアリティ「子どもがかわいく思えない」そして、その後

子育てのリアリティ「子どもがかわいく思えない」そして、その後

1,980(税込)

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内容著者が以前手がけていた雑誌『プチタンファン』(休刊中)で長年にわたり読者の母親29000人の声を基にデータに集約しまとめ上げた。調査開始より約20年がたっても、「たいていの『お母さん』は基本的に変わらないし、集計の分析は現在の母親にも十分通じる内容をもっている」、とくに2010年に実施した「8年後のアンケート」は真に迫っているものがあると著者は語っている。また、本書を推薦する汐見稔幸(白梅学園大学学長)さんは「高江さんは必死で、育児現場の生の声を集め続けました。(中略)本書は子育て支援の仕事をしている人たちの必読文献であり、母親たちの真実のつらさや不安を理解しておかなければならない」と述べているとおり、多くの母親たちの本当の気持ちを込めた一冊となっています。

本体価格:1800円+税/頁/A5

著者:高江幸恵

目次:

高江幸恵 :1973年婦人生活社入社。育児雑誌の草分け「ベビーエイジ」編集部を経て、1981年に育児雑誌「プチタンファン」(1ー4歳が対象、休刊中)に創刊より関わり、1984ー2002年8月号まで編集長をつとめる。在職中に編集した母親の手紙集『読んでくれて、ありがとう』が、育児支援関係者等の大きな関心をよんだ。旧経済企画庁国民生活審議会特別委員等を歴任。10年にわたり「お母さんの実感アンケート」を日本小児保健学会にて発表。育児エッセイ、育児マンガブームの火付け役。「公園デビュー」の言葉を定着させた。